日本百貨店 – CI
Branding – Concept, Planning, Logo, Web, Package, Photo, Graphic, etc.
Client: 株式会社 日本百貨店
Copywrite: White Note
Photograph: Masahiro Sano
Stylist: Me alice GRANDMA
Website: corp.nippon-dept.jp
Online Store: nippon-dept.jp
Brand Concept
状況の把握からリサーチを行い、
ブランドの強みや魅力をチームで話し合い、ワークショップなどを行って
ブランドの人格を言語化していきました。
そこから様々な魅力を統合するような概念として、
「いろいろ」というキーワードを掲げ、新しいブランドの価値基準を作っていき、
Vision/Mission/Valueの定義や
コンセプトのガイドライン作成まで担当していきました。
取り扱い商品が非常に多く、仕入れる基準もバイヤーごとに様々。
「良くも悪くも」とのことでしたが、とても魅力で特徴的なことだと思い、
その姿勢を肯定し体現するために、「いろいろ」というキーワードが生まれました。
お寿司も駄菓子も、伝統工芸品も漫画も、全てが素晴らしい日本文化です。
Logo
「いろいろ」をマークにすることで、ブランドの人格や個性を伝えています。
言葉としては普通の言葉なので、
それをシンボルマークにすることはとても難しいことでした。
ギリギリの可読性。
湯気や熱気のような幾何学的な形にすることで、
シンボルマークへと仕上げていきました。
書体は大きくても小さくてもしっかりと見えるウェイトを心がけ、
人柄や温もりを感じらるような柔らかさのある書体を目指しました。
筆の抑揚にステンシルのようなニュアンスを盛り込むことで、
明るさや軽さ、ニュートラルさを与えています。
Brand Tool
日本百貨店のクリエイティヴは、
タグライン「ニッポンの百貨をおもしろく。」に沿って、
常にかしこまらないユニークなデザインを目指しています。
会社案内は民芸品と商品を組み合わせたイメージカットをメインに使い、
表2-3にはブランドステートメントの総柄を配置し、
各ページごとにカルタのフォーマットで展開しています。
そして、ブランドブックの代わりにトイレットペーパーを制作し、
店頭でも配布をしていきました。
Store Design
Store Design: ANYNAL
新店舗の立ち上げや既存店舗のリニューアルも担当していきました。
合板の木の質感と色々な顔の福笑いの提灯で日本百貨店らしい空間を表現しています。
お祭りのような楽しい雰囲気の中で
買い物を楽しんでいただけるようなイメージを目指しました。
Website
コーポレイトサイトはキービジュアルを沢山使いブランドらしさを伝えています。
オンラインショップは商品を売るためだけのサイトではなく、商品の背景やバイヤーの目線が感じられるように、
フェアやギフトページ、コラムや地域支援事業のコンテンツを充実させています。